6月19日 19:00よりねおかんぱーにゅ南部にて、釉薬研究に志願した5名(島田、宮下、綿貫、中村と村越)で平成25年度の小濁焼クラブの釉薬作りが始まった。
平成24年の小濁窯クラブの釉薬は、鉄分の多い透明釉。厚掛けはわずかに白濁、窯変が強い流れやすい釉だった。
さて、今回は?
昨年同様では進歩がない!と、いろいろ相談した結果、「中村灰(赤色、白色)と長石、天然藁灰、カオリン」の四種混合でピースを作るという少々高度な配合で目的地を探そうという事になる。
これがかけ終わった結果。
計量、摺り、釉かけ、マーキングと作業分担を行い細かな作業に突入。
いつもの赤白粘土合体ピースに付けていく。酸化と還元用の各2ピースづつ作った。
そして、1225℃の焼成結果は?(早っ)
うおっ、正直難しい!
概ね良く溶けているが貫入の入り具合、マット感、乳濁感、微妙に変化あり。
近々還元ピースが出来上がるので改めて公開しますが、これ実物見ないと解らない!
しかも、ちょっと見ただけでは理解できない!
でも私の目には、カオリン系のマット釉、流れる灰釉、ポテッとした透明な土灰釉。見えましたよ!
25年度小濁焼きクラブの皆さん。仮説と学習のために、釉薬の専門書と一緒に貸出ししますので希望の方はお申し出ください。