▼Sさんfacebookより「1280度の世界から生まれた陶器達・・・。今年で3年目・・・。まだまだ精進が足りませね!!」
▼Wさんfacebookより「こんな色になったよ!
同じ釉薬でも、土が違うと色も違う。
不思議ねぇ〜〜(OvO)」
▼Kさんfacebookより「2014の窯、開きました。
年々欲が出るらしく、悲喜こもごも。最初の年は焼けただけで嬉しかったのに(^.^;)
10点以上作ってイメージ通りいったのは2点だけでした。」
解らない、不思議、嬉しさや残念が感動になります。
ヤキモノ好きは世に沢山いるけれど、陶芸好き…作ることに興味を失わないで欲しい。なぜなら自分が自然の一部になれるから。
小濁焼は、自分で土を取って、自分で釉をブレンドして、自分で薪を割って、身の回りの自然の不思議や脅威に出逢える素晴らしい体験です。
今年も素晴らしかった!
講評
「今年の土は難儀だった」
もちろん焼成における薪の扱いの難しさも勉強になったが、最後はSさんの写真で分かる通り、1280度まで上がってしまうという昇温に関しては収穫のある窯焚きができた。途中、ブロワーによる熾のコントロールも覚えた。
ともあれ何と言っても土。採取〜電気窯によるテスト焼成の時は、こんなにラッキーな土は無いと思えるほどだったのに、薪で焼いてみると・・。
それも意外にも整形でも割れ、素焼きでも割れ・・結果的に歩留まりの悪い土だった。
薪窯の難しさを改めて知った年。しかしいよいよ面白い作品が取れるようにもなり、大きなな成果のあった年だった。