13:00。窯出しを迎えた。
2日たっていまだ100℃。窯壁はまだ熱い。いやな予感。
”ジャジャン!” おぉ〜っと。空っぽ。あれも、これも!?(3枚目 煙突に抜ける口)
そして僅かに残る炭?は、カラカラ。
反省点や気づいたところ
- 口を塞ぐ前に燃やし過ぎたのではないか(塞ぐのが遅かった)
- 空気が入ってしまったのではないか(煙突の形状の問題、窯の隙間等の構造の問題、塞ぎかたの問題)
- 材を燃やさずに炙るか、蒸し焼き状態にしたほうがよかったのではないか
改善案
- 煙突を違う場所に作り排煙の方法を改善
- 燃焼室を作るなど材に直接火を着けずに蒸し焼きにするイメージにする
- 機密性を高めた構造に変更するか、もっと小さい密閉性のある方法をとる
何れを考えても、これぞという名案は浮かばない。きっと、上手く焼けた経験も無いからだろう。
よって、次のトライは、もっとサイズを小さくして空き缶などで成功してみよう。という坪井さんの提案でやってみることに。
6月9日に実施する。
単純に失敗なのであるが、ようやく仮説が立てられる状態になった。
この器は、試しに仕掛けておいた、昨年の試験窯焚きで溶けなかった器。左は掛けた釉薬が一部溶けている。右は無釉だが、灰が当たって紫色に一部溶けあとが残っている。炭の熱だろう。
とりあえずの立ち位置の計測なので、もったいなかったがこれで良し。ゼロ地点に立った。