7月8日夜。今年度の釉薬研究第2回目。
前回は、長石、中村灰、天然藁灰、カオリンの調合で四苦八苦した。
すでに経験済みの中村さん、島田さん、綿貫さん、宮下均さん、村越に加わり、今回、佐々木さんご夫婦が参加となりことのほかスムースに作業が進んだのでした。
前回の参加、還元ピースの焼成具合については以前にご紹介した通り。その中から、
「白くマット状」になった、4-3-1-2と、「安定した透明」が期待できそうな「1-3-4-2」を今年度の基礎釉として選び、各々「カオリンマット釉」「土灰釉」と名付ける。
さらに!(上記右上)禁断?の金属釉に手を出すことに。手始めとなる今年は、やはり「鉄」でしょ。
基礎釉としたカオリンマットと、土灰釉それぞれに、2%、5%、7%、10%と酸化鉄を混ぜていく。
さらにさらに!(上記右下)4種混合では得られなかった灰を増やしていくテストで、比較的灰の色がよく出ている4-5-1-0を出発点に、3-6-1、2-7-1、3−7−0、2-8-0を作成。
ジャジャジャン!
鉄がまじると赤くなって灰もキレイ。
焼き上がりが楽しみですね〜。
中村さんは上皿天秤前が定位置となる。 鉄が入ると計量作業も緊張感増します。