2011年6月23日木曜日

6月26日開窯式と初窯、説明会の概要お知らせします

以下、公式発表ではありませんが、26日日曜日に窯開き(開窯式)と一般対象の説明会を行うので、概要をお知らせいたします。

一部は一般の方は参加できませんのでご注意ください。

二部は、9:30頃から受付開始する予定です。

【暫定の次第・進行】

(一部:開窯の式/関係者)9:00〜9:30 窯場にて▼開式 ▼挨拶(挨拶とお礼) ▼経緯説明 ▼清めの式 ▼代表者拝礼 ▼火入れ式 ▼閉式
(二部:説明会/一般向け)9:45〜10:30 旧小濁分校にて説明、その後 窯場へ▼経緯説明(旧小濁分校2F、スライド使用) ▼今後の活動について ▼窯へご案内、「半倒焔式単窯構造による薪窯(小濁窯)」について質問にお答えする。〈中締め〉窯場をご覧頂き〜順次解散

セレモニー終了後、初窯焚きを継続する

収納式多目的屋根(パッタン)完成 整備進む

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梅雨の晴間、全国で猛暑日を記録した本日(22日)運良く薪小屋の屋根(パッタン)の足の制作を完了。見栄えもよく完成した。

同時に窯周辺の整備を行い、週末の開窯式に向けて準備が進む。

引き続き14:00から窯詰めに入るが、完全に終わらず本日の作業を終える。

2011年6月19日日曜日

植木鉢講座 第1回開催されました

以下の内容で植木鉢講座が開講されました。

DSC00049 盆栽家としてウン十年、陶芸家としてウン十年

DSC00050 すばらしき小濁時間


植木鉢講座 『ミニ盆栽鉢などを作る「陶芸教室Ⅰ」』

やきもの指導 村越 洋一

〈1:オリエンテーション と 「植木鉢のやきもの」〉

  1. 土の話
    1. 白い土と赤い土(焼き上がりの色、釉薬との関わり)
    2. 砂、粘土の粒子の違い

  1. 何度で焼くの?
    1. 「素焼き鉢」とは?
    2. 「焼き締め」とは?(焼く温度と釉薬)/テラコッタについて

  1. 植木鉢の製法
    1. 整形までの工程(整形→穴あけ→装飾→仕上げ→乾燥)
    2. いろいろな製法(手びねり、ひも作り、板作り、内・外型、ロクロ とこれらの複合)
    3. 焼きものの特徴と注意点(収縮率、へたり、ひび割れ・・)

〈2:植木鉢づくり〉

てびねり等による植木鉢づくり

2011年6月16日木曜日

3回目の炭焼き実験

本日も9時から炭焼きの実験をした。
前回と同じく一斗缶を使って焼きましたが、今日は炭材にミズナラを使用しました。広葉樹です。9時半に火を着けましたが空気を急激にしぼってしまったらしくほぼ消えてしまったので、再度火を炊き直し10時頃再び空気を調整し始めました。



 










煙は11時頃には青みを帯び、14時15分ごろやや薄くなってきました。さらに14時49分頃向こうが見えるくらい煙が透けてきたので、煙突を抜き、土をかぶせて空気を遮断しました。待つこと40分。窯だし。1/3くらい燃え尽きていましたが残りはほぼ炭になっていました。














結果的に煙がもう少し透明になるまで待てば良かった様ですが、今回やってみてだいぶ煙の様子をつかんできたように思います。今後は、量とか美しさも考えながらやってみたいと思います。  つぼい

”パッタン”という多用途建築物を手作り

14日作業中風景。

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雪国の手作りの納屋によく見られる構造物。雪の無いシーズンは立ち上げておいて屋根とし、冬支度と共に倒し、同時に雪囲いとする合理的な屋根。これを通称パッタンと呼ぶらしい。(笑)ごく一部の人なのかもしれない・・。

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作業場兼、薪置き場としても必要な憧れのパッタンを小濁の良雄さんと手作りした。これで見た目も少し改善される。

当日はタイムアウトとなるが、翌日良雄さんが作業を継続してくれ合計3枚作り上げた。この堅牢なパーツ、「自分の家より立派だねぇ」と一同顔を見合わせて笑う。

本日午後より一枚目の写真の窯小屋に設置。26日の窯開き会に向けて準備は進む。

2011年6月10日金曜日

薪割りも経験者には2度美味しい

薪割りも回数を重ねるごと、要領がよくなってきた。薪割り機にセットできる長さに玉切り。斧を使いながら大きく縦割り、細かく割ったものは針金で括ってまとめる。

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今回初参加のアートクレイクラブの間島さん、和泉さん。今年は小濁窯クラブとして活躍を期待。

ただただ仕事を進めるワカモノに混じって「飴はいかが?」「お茶にしましょう」と声をかけてくださって助かる。

そもそも、陶芸好きのお二人は「小濁窯」と命名された今回の初窯に作品を入れる約束で、薪割り作業もお手伝いしてくれることになった。あこがれの人生初の薪窯焚き。というわけだ。

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ご両人には単なる薪割りも、創作心がそそられるらしい。いつの間にか作ってしまった作品がこれ。

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枝を利用したハンガー。柿渋を塗って仕上げるという。そう。つい作りたくなってしまう。小濁にはこんな魅力がある。

この作品の完成も楽しみだが、経験豊かなお二人にはいろいろなモノが見えているのだろう。それに触れることも楽しいのだ。

 

6月9日ミニ野焚きとミニ炭焼き

坪井さんが、仕掛け付きで第二回炭焼き実験に勤しむのを横目に、窯場の整備兼ねて、アートクレイクラブの皆さんの土器作品の野焚き件炭焼き実験(直焼きパターン)を実施。

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土器の点数は少ないが今年初の野焼き。思い出しながら点火。

炭焼きはというと、前回は、杉などの柔らかい木も中心になっていたので、今回はケヤキや桜など落葉樹系の堅い木を缶にぎっしり詰めてみる。

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最初は火の中に入れていたが、火が噴き出してきて缶も変形。火が強すぎるだろうか?・・少し火から遠ざけて焼成

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およそ、4時間。火から離しているにも関わらず本体はまだ熱く、燃えているよう。蓋をしたまま鎮火してくれればいいのだろうがそうでないと、また灰に!?(汗;)。

心配なので、水の中に投入して強制消火。

一応キレイに炭になっているようだが、商品のようなズッシリ感がなく密度が薄い。樹種のせいなんだろう。

窯を活用して一度に沢山作りたい。身近な素材で作りたい。と欲張るのだが、一歩前進といったところだろうか。

2011年6月9日木曜日

炭焼き2回目

一斗缶と煙突を地面に埋めて2回目の炭焼きに挑戦。

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1130頃火を入れる。火をつけると煙突からモクモク煙がでてきたので蓋をかぶせて、空気の量を調整していく。

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1300頃煙が青くなってきた(気がする)。じょじょに空気をしぼっていく。はっきり言って煙の状態で中のよううすがよくわからないのでとりあえず空気を遮断して1500頃炭焼き終了。

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待ちきれずあけてみる。上部は炭になっていたが下部は生だった。煙がまだでていたのはそういうことだったらしい。また、研究します。

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