2013年5月31日金曜日

復興鈴の御祈玉焼きと低温還元焼き締め 小濁焼クラブ

5月31日は復興鈴の御祈玉(みほぎだま)焼きを兼ねて、オブジェ陶作りで作った作品の低温還元焼き締めに挑戦です。

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いつものように咲耶姫にお参りしてから、午前8:00に焼成開始。

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藤井さん、宮下さん、黒谷さん、綿貫さん、島田さん。

午後から斎木さん、中村さんがそれぞれ参加。薪割りも並行して。

窯焚き初めての宮下さん、藤井さん、島田さん(?)、斉木さん、中村さんもそれぞれ加わって焼き上げました。

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午後17時には1000度を超え、最終は1050度。今回は釉は溶かさないのでこれで終了。最後はありったけの薪や杉っ葉を煙突や前後の焚き口から詰め込み蓋を閉じて終了です。

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さて、どんな作品になるでしょう・・・?

2013年5月30日木曜日

土と灰のメンテナンス 小濁焼クラブ

テストピース焼成の傍ら、メインの土練りの準備も進んでいます。

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乾燥→水濾(すいひ)→水抜き と進んで干しておいた土がいい具合に?いや、乾きすぎ〜。

全て棚から外した後、ちょっと硬い土は雨に当てて戻そうということになり屋根の外に放置。いよいよ土練りに入れます。

そして、中村さんの灰の水換えですが・・・なかなか灰汁が抜けない!未だにヌルヌル。もう4〜5回は替えているんですが・・。

こんな重労働が延々続きま〜す。

参加者は出口さん。島田さん。村越洋一でした。

 

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同時に5月16日に行われた「オブジェ陶づくり」の作品の窯詰め。島田さんのマックふくろうが、なんだか心配そうなんですけどー(笑)

土の調合→テストピース作り 小濁焼クラブ

今年の活動ははちょっぴり駆け足です。

5月27日15:00より、ねおかんぱーにゅ南部工芸室にて小濁焼クラブの平成25年度の土調合作業が行われました。

去る4月17日に市内麻苧田(あそうだ)で採取した土をベースにします。

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▲写真左:今回の補助粘土(増粘、耐火、可塑性、収縮補正のため)の、伊賀の木節粘土(三光鉱山)(粉末30kgを1100円で購入、手数料なんだかんだで2,000円/30kg)
右上 :麻苧田(青粘土) 右下:麻苧田(赤粘土)

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▲粉末の木節粘土に加水した状態で、加水率を計算。粉1.1kgに対して400ccを加水。含水率としては25%だが、加水率は36%。

つまり粉末1kgに対して360ccの水を足すように考えよう。

↑右下の表は、麻苧田の赤い土を「R」と表記、青い土を「B」と表記。加水した木節粘土との混合比率を表している。

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▲土いじりに慣れていないので形は多少いびつですが、中央線(ゲージ)の長さは10cm。生の状態で刻んでおく。

記号のRとBは採取した場所の違い、数字は混合比である。例えばB5は、麻苧田の青い土5:木節粘土5 である。

【テストピースの使い方について】

初めて採取してきた粘土がそのままやきものに使える事はほとんど無い。粘土の良し悪しは一般的な作品作りに必要な「可塑性=形作りがしやすいか」「収縮=乾燥や焼成で縮み過ぎて割れないか」「耐火=平均的な焼成温度で激しく溶解しないかor焼き締まるかなど」の主に三要素である。採ったままを単独で軽く練って焼いてみるのも必要。土の特徴に併せて焼く温度を調整する事もあっていいが土ごとに焼き方を変えられない場合は、平均的な焼成温度に合わせた調整が必要になる。
テストピースは、混合比によって扱いやすさを確認したり、収縮率、焼け具合を確認するために作成する。

 

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残った土で記念作品作り。

参加者は島田さん、中村さん、黒谷さん、出口さん、村越洋一です。

わらべと主催「オブジェ陶」でやきものやろうキャンペーン!

5月16日、旧小濁冬季分校で水と薪学園「笑うべとクラブ」(通称わらべと)のオブジェ陶づくりが行われました。

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やっぱり小濁は雰囲気がいいです〜♪

粘土は昨年の小濁窯クラブで作った小濁の土。かなり縮みますが土と戯れて楽しい一日でした。

参加者は左から、藤井さん、斉木京子さん、島田さん、黒谷さん(以上小濁窯クラブh25)、佐原真理子さん(インターン)。

また、当日夜は宮下さん、綿貫さん(以上小濁窯クラブh25)が、ねおかんぱーにゅ南部で作品作りをしました。

 

作品の一つを紹介。これは「小濁坊や」というそうです。

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水をつけ過ぎたせい?か、重みで首が落ちてしまいました。でも!

ちぎれた左手でおさえている。なんと芸術的〜(笑)

それぞれ乾燥を待って小濁窯で焼成します。

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このイベントは、水と薪学園の笑うべとクラブ主催で、水と薪学園クラブメンバー登録者対象に、やきものに親しもうという主旨で実施されました。

2013年5月16日木曜日

土作り第2回目!暖かくなってきたのでよく乾きます

水と薪学園、小濁焼クラブの活動です。前回と同様、乾燥した土を水に溶かしふるいに通す作業です。

写真 3写真 5

仕上げは米袋に詰めて吊るします。これは、前回のものと合わせた今年度の成果です。

写真 2

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採取場所によって違う「色」「匂い」「粘り」「味??」を確かめます。これは先週作業して干しておいた兄貴の土です。

写真 1

引き続き本日は中村さんから分けてもらった灰(釉薬用)のふるい通しです。

かき混ぜて大きなゴミと下に沈んだ砂っぽいものをあらかた除きます。

但しアク抜きはこれから時間をかけてやることになります。とりあえず雨ざらしです。

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1斗缶に2胚。木の質が違うかもしれないので一応分けています。

写真 4

お疲れ様でした〜!(本日の参加:島田、宮下、斉木夫婦、黒谷、藤井、綿貫、村越洋一、村越泰子)

2013年5月10日金曜日

順調に土づくりに入る

土取りからおよそ2週間、すっかり乾燥した土を水に溶かして漉し、水を抜く作業に入りました。

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斉木ご夫婦、宮本さん、綿貫さん、島田さん、中村さん、i-nacインターンの佐原さん、村越夫婦が参加。大勢です。

http://farm8.staticflickr.com/7368/8725091062_b693930658_n.jpgミキサーが大活躍。

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中村さんのご家庭の薪ストープから出た灰、合計1斗缶2杯を水に溶かしてアク抜きします。

今年は、採取した土も2箇所の2種類、灰もたっぷりあります。充実した作品ができそうです。